Makiko Hirohashi Official Website

田舎ぐらし

2024 6/8

こんにちは。
前のブログから2年も経ってしまいました。
私のブログを読んでくださるキトクな方がいらっしゃるので、久しぶりに書きますね。
え〜人生いろいろあり(お察しください….)バツ1になったわけでして…..。
1年前から生まれ育った新潟県で暮らすことになりました。
都会の横浜に35年間住んでいましたので、久しぶりの田舎&雪国の生活に驚くことも沢山ありました。

************

田舎って、時間が止まっているのです。
人がいないのです。
洋服買うお店がないのです。
庭にキジが来るのです。
車がないと、どこへも行けないのです。
ジジババ率が高いのです。
春は近所の人が、ふきのとう、タケノコ、ワラビ、ウド、こごみ、などを持ってきてくださり、
夏は近所の人が、きゅうり、ほうれん草、ナス、スイカなどを持ってきてくださる。
秋はおはぎをいただき、冬はたくあんをいただく。
田舎は物々交換の文化なのです。
都会からのお土産の半分はお隣さんへ。頂き物の羊羹も半分切ってお向かいさんへ。
そして玄関の戸は常に空いている。

ね、楽しいでしょ。

初めは田舎は時間が止まっていて、動いていないと沈んでいってしまう気がして不安でした。
『何かしないと、何かしないと、取り残されて沈んでいってしまう…..』と焦っていました。

でも、1年たって慣れました。
念願のワンコを飼いました。
朝夕1時間の散歩、毎日6〜8kmぐらい歩いていると、顔馴染みの方々ができます。
毎朝ワンコのお腹を撫でてくれる黒マスクのおじさん、自分の顔まで舐めさせてくれる老犬の飼い主さん、
「そいの〜そいの〜」と言っては可愛がってくれるおばちゃん、ジョギング中に(ワンコに)バイバイしてくれる男子高校生。

田舎もいいものです。
何もしなくても、生きているだけでいいじゃん、って思えます。
人がやさしい。人がやさしい。人が本当にやさしい。

今度はその、やさしい世界を音楽にしないとね。

(田んぼの中にカモが2羽いるぞ🦆)

モバイルバージョンを終了