2019 10/7

 

国立劇場にて志田房子.真木の会の琉球舞踊がありました。

なんと、私のCD、Rainの中の「Angel’s Night」という曲で沖縄戦争のための鎮魂の唄(しずたまのうた)の舞が披露されました。

2000年の沖縄サミットの年に平和記念堂の前夜祭の奉納の舞として作られ、何度も演じられたようですが、今回初めて招待していただき拝見させていただきました。

私の癒しの音楽「Angel’s Night」に沖縄の伝統楽器と朗読(グイス..沖縄の祈りの言葉)を組み合わせたコラボレーションという形でした。(自分の曲に筝が入って来た時はびっくりしましたが….。)

 

最初は異質かなとも思いましたが、だんだん伝統楽器が溶け込んで西洋と東洋の調和、あるいは現代と伝統という時間の混ざりを感じました。

そして、なによりも魂をこめた鎮魂の舞があまりに清らかで、静寂で、美しく、神々しく、息をのむようで、大変感動しました。(形容詞がいっぱいでも伝えきれない…..。)

沖縄の方は戦争で県民の4人に1人が亡くなったそうです。皆が悲しみを経験して、遺族となりました。鎮魂の唄は、ただただ、民族も人種も言語も超えて純粋に平和を祈り、亡くなった方に捧げる舞でした。

 

この公演には上皇さま、上皇后さまがご高覧してくださいました。

私の曲を上皇さま、上皇后さまが聴いてくださるなんて!!!!!なんて光栄でしょう。

信じられません。もう、死んでもいいぐらいです。

 

舞が終わり、会場が真っ暗になった時、本当にありがたく感謝で幸せを感じました。

素晴らしい会場で私の音楽を皆様に聴いていただいた、ありがたいという感謝の気持ちと、こんなにも魂を込めて人生を賭けた舞を私の音楽につけてくださった先生方への感謝の気持ちを絶対忘れません。

これからも、純粋に、真摯に、誠意をこめて、音楽作らなきゃだな~、と思った一日でした。

お読みくださりありがとうございました。

パンフレットの解説
Special Thanks にのせていただきました。